企業の結合形態

投稿者: | 2015年9月15日

企業の結合形態にはさまざまな形態があります。親会社が50%以上の株式を所有する場合、「子会社」として扱われ、50%以下の場合は「関連会社」と扱われます。親会社が株式を100%所有している子会社は、「全額出資子会社」といいます。
1997年の独占禁止法の改正によって日本でも増えてきた持株会社ですが、元々は欧米で盛んな企業の結合形態です。持株会社は自ら生産・販売などの活動を行わず、株式の保有することにより、他の会社をコントロールすることだけを目的とする会社です。持株会社にはメリットもデメリットもあります。メリットとして本社を戦略的機能に専念させ、企業買収やM&Aがし易くなることや、新規事業のスタートアップが容易になること、人事制度に柔軟性を与えたり各子会社への権限移譲がしやすくなります。財務が一本化されていない独立採算方式であれば、ある子会社に巨額の赤字計上や損出があった場合でも、他の子会社にしわ寄せは少なくて済みます。デメリットとしては、子会社間の連携がとりにくくなり同じグループ会社で重複する研究を行なったり、似たような競合商品でシェアを奪い合うという可能性があり、そのような問題点も数多く指摘されています。

子会社 ・・・・・・ affiliated company (subsidiary company)
独占禁止法 ・・・・・・・ antimonopoly act (antitrust law)
持株会社 ・・・・・・ holding company
企業買収 ・・・・・・ corporate acquisition
人事制度 ・・・・・・ personnel system